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- 所ジョージ 林修 松本まりか 上杉柊平
オープニング映像。今回は先週放送した家の続き。
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前回訪れたのは愛媛県にあるポツンと一軒家。日本の「道」に魅せられ独自の武術「自然道」(じねんどう)を立ち上げたベンジャミン・グロスさん(36歳)が住んでいた。修行していた京都の古武術道場で知り合った昌美さんと7年前に結婚。妻の故郷・愛媛県で民宿を経営している。山奥の土地を購入し、夫婦だけで建築して今春に完成させたのがベンジャミンが自然道を教えるユニークな形の道場だった。
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道場の近くにある六角形の建物は「トイレ」。道場を造る前に練習で造ったという。壁は焼杉。この辺りは霧が多く、露がついて木が傷んでしまうため、焼いて腐食を防止する西日本の伝統技法だという。水が要らない「コンポストトイレ」。大と小を分けるのポイントで水分が入らないと全然臭くないという。水分を吸い取り、見た目を隠すための「木くず」が置いてあった。長期間放置した後は肥料に使う。
トイレの隣に建つ三角屋根の建物は農園用キッチン。木が傷まないよう紅柄塗装。屋根はリサイクルした木製パレット。扉も神社の廃棄品を使ったリサイクル。靴のまま出入りできるよう砂利敷き。外には中に入りきらなかったピザ窯がはみ出していた。中に入るとレンガに漆喰を塗った「竈」があった。壁は土壁。竹で下地を組む伝統工法。昔の壁は壊したらそのまま使え、再生可能だったという。土地を汚さない自然素材をメインで置きたいと語った。セメントは一切使っていない。細い急階段を登るとロフトだった。外からも出入り可能。夏に寝室として利用しており、麓の家が暑すぎる時の避難所になっているという。ロフトから外に出るとウッドデッキ。8月には蛍を見ることができるという。満天の星空もきれい。鉄のリサイクル工場から6000円で譲ってもらった滑り台があった。取材スタッフが滑らせてもらった。スタッフのため朝に収穫したばかりの筍を調理してくれた。
愛媛県の山奥に建つポツンと一軒家は、独自の武術「自然道」(じねんどう)を創設したベンジャミンさんが妻・昌美さんと2人で建てた道場だった。生活水は山の水を利用。小川からホースで引いて濾過している。濾過槽はお酢のタンクをリサイクルして自作した。付近には「葉蘭」が植えてあった。お弁当の仕切りとして使うという。プラスチックは使わないようにしていると語った。取材スタッフが透き通った小川の水に触れると冷たかった。太陽光を利用した温水器があった。ガラス管に入った水を太陽光で温める仕組みで電源は不要。
昌美さんが調理中の筍の様子を見に行った。灰汁抜き後は水で冷やして皮を剥く。皮は野菜くずなどの生ごみを微生物の働きを活用し、発酵・分解して堆肥を作る「コンポスト」として利用する。腐葉土からは湯気が上がっていた。米糠を混ぜて発酵させると70度まで上がるという。筍は特製調味料をかけて焼き、取材スタッフにふるまってくれた。調味料の中身は唐辛子・山椒・柚子の皮・生姜・青のり・ごま塩。
ベンジャミンさんの「自然道」は農業や建築も含む総合武術。道場の横には畑があり、農薬や化学肥料を使わない自然栽培で野菜を育てている。自分たちが食べる野菜を年間20種類ほど育て、取材時はキャベツ、赤玉ねぎ、そら豆、ニラ、高菜、にんにくだった。花壇に使っている瓦は近くの寺にわけてもらった廃材だという。ボリジは食用花。スタッフが試食させてもらった。高々と育っているのは古代小麦。石臼で引いて粉にしてパン・ナン・ピザなどにして食べる。大鋸屑で造った道は土が酸性になるので、酸性に強いブルーベリ・栗を植えている。近くにはすもも・梅もあった。
畑の奥に見える白い建物は農機具小屋。無農薬農業をしていたおばあちゃんが2人の庭を見て、農具も小屋も含めて田んぼを全て譲ってくれたという。小屋の屋根は夫婦が廃棄パレットを再利用して増設した。小屋の中には農機具、足踏み式脱穀機、籾摺り機があった。田んぼではハッピーヒルと古代米の紅もち米を育てている。ハッピーヒルは雑草や風に強く、病気になりにくい生命力が強い品種。ワイルドな味がして、玄米で食べた方が美味しいという。4月の後半に種籾を浸水させ、プラグトレイに種籾を1粒ずつ植える。2週間育てたら稲苗を稲代田に移動、田んぼに水を引いて稲苗を移植する。収穫は10月の終わりくらい。年間800kg収穫できるという。
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田んぼの元所有者・清華輝美さん(79歳)がポツンと一軒家を訪れ、野菜を差し入れてくれた。輝美さんは隣の集落出身で茅葺きの家に嫁入りしたという。ベンジャミン夫妻の茅葺き屋根の建物を見て、これだけのものを2人で建てることは出来ないと驚いていた。建築時には輝美さんも手伝い、一緒に茅狩りもした。24歳で結婚したが、夫は53年前に他界し、26歳で独り身になった。綺麗な米を食べたいとの思いから無農薬栽培を始めた。無農薬栽培は近隣に迷惑がかかるため、32年前に山奥の棚田で稲作を始めた。高齢で体力的に農作業が困難となったことから、米作りをやめようと考えていた時にベンジャミンさん夫婦と出会った。自然農法で野菜を栽培していた2人を見て、5年前に田んぼと農機具小屋を譲渡した。譲渡後も山に通い、2人に稲作の手順を伝授している。米作りだけでなく、椎茸の原木栽培、檜の枝打ちまで持ち得る全ての知識を伝えた。2人にとって輝美さんは師匠といえる存在。
昼食は農園のキッチンで作って食べる。この日はハッピーヒルと古代米を混ぜたご飯に高菜(スイスチャード)の炒め物を入れておにぎりにした。食材は夫婦で育てた米と野菜。肉類は食べないのでほぼ自給自足。葉蘭をお皿代わりにして自家製キムチを添えた。ベンジャミンさんが自ら作った竈に火を起こし、羽釜で味噌汁を作った。具材は玉ねぎ・にんじん・厚揚げ・ニラ・ごぼう。取材スタッフもごちそうになった。
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農作業を終えたベンジャミンさん夫妻が山奥のポツンと一軒家から麓の自宅へ帰宅したのでついて行った。7年前にインターネットで見つけた2棟建ての日本家屋を購入。1棟を住居にして、1棟で民宿を経営している。築80年の建物を大工さんに手伝ってもらい夫婦で改装した。民宿の式台は海岸で見つけた流木だという。天井は竹と茅。知り合いの作家に頼んで和紙の欄間を新設した。特殊な照明も知り合いの作家に頼んだ。一枚板天板のテーブルは頂き物だという。和室が2部屋。欄間は麻の葉模様だった。天井板を撤去し、竹細工で麻の葉模様を設置した。民宿に泊まって、山の上の道場で農業体験ができる。農業を体験し、食事は菜食・玄米を食べ、体と心を元気にして帰ってもらう。縁側もあった。冬には雪も降るという。トイレは桟が閂になっている昔ながらの扉だった。1泊2食付きで1人7800円から。
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今回取材した家について語り合った。
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