TVでた蔵トップ>> キーワード

「ハナビラクマノミ」 のテレビ露出情報

長高水族館は毎月第3土曜日に無料で一般公開。生徒たちが解説を行う。目玉は世界初のハマチショーで始まると人だかりができる。水族館を運営するのは全国唯一の水族館部。約150種類2000匹の生き物はほとんど自分たちで集めてきた。海水は地下からポンプで組み上げている。世話をするのは放課後が中心。水族館部は繁殖・研究・イベント・デザインの4つの班に分かれて活動、部員は自分が大好きな生き物を担当する。実は町の人口が減ってきて長浜高校もピンチだった。もう1年入学者が40人を切ると他の高校の分校になってしまう状況。そこで、入学者を全国から集めようと水族館部員たちが懸命にPR。2022年には57人が入学し、半分以上が水族館部に入部した。この時入部したタコ大好きな石丸さんは今年3年生に。オスのマダコ“もなか”は作秋に地元の漁師さんからもらったという。
高校の中の水族館のルーツは90年近く前に四国初の水族館がこの町に誕生したことから始まる。町の人に愛されたが老朽化のため閉館。町の人々は家や店で魚を飼育し町全体を水族館にする取り組みを始めた。その中心となったのが長浜高校。当時の自然科学部の部員と先生で水槽を作り、1999年1月に長高水族館が誕生した。依頼、西日本豪雨があっても公開を続け、地元の人たちを笑顔にしてきた。今では人気の水族館になったが、去年古い設備が原因でハマチが全滅。老朽化などで校内での水族館運営は限界になった。新しい水族館を作りたいと部員たちは地元や自治体に訴え、長高水族館の引っ越しが決まった。移転先は長高のすぐ隣りにある保健センターの中。校内での水族館は今年が最後になった。

© 2009-2024 WireAction, Inc. All Rights Reserved.