1982年にシブがき隊として歌手デビューした本木雅弘と、同年にデビューした小泉今日子。2人は、倉本聰原作・脚本の映画「海の沈黙」で32年ぶりに共演した。絵画の贋作事件をテーマに、本木雅弘演じる天才画家の過去と美への執念を描いている。小泉今日子は、30数年ぶりに再会を果たす元恋人を演じる。元恋人同士という役柄について、本木雅弘は、再会のシーンには、言葉にしなくても、互いへのねぎらいがあり、自分たちのリアルな関係を生かすしかなかったなどと話した。お互いについて、小泉今日子は、いつも横を見て確認する人、並んで前に進んできたなどと話した。本木雅弘は、自分の現在地を確認できる存在などと話した。アイドル時代の思い出について、小泉今日子は、メイクをしていたら、本木雅弘が「ビューラーを貸してほしい」とこっそり言ってきたなどと話した。