アメリカの演劇界で最高の栄誉とされるトニー賞の授賞式が行われ、世界のトップスターたちが華やかな歌とパフォーマンスを披露した。オープニングは映画「ウィキッド ふたりの魔女」でエルファバを演じ、今回司会を務めたシンシア・エリヴォ。日本でもドキュメンタリー映画がヒットしたキューバのミュージシャンたちを描いたミュージカル「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」、今年で10周年を迎える人気ミュージカル「ハミルトン」のオリジナルキャストが再集結してのパフォーマンスも行われた。ミュージカル作品賞はロボット同士の切ないロマンスを描いた韓国発のミュージカル「メイビー、ハッピーエンディング」が受賞、最多6冠に輝いた。演劇作品賞は、両親の元に集まった家族の数日間をドラマチックに描いた「パーパス」が受賞している。