スイス政府は10日、ウクライナが提唱する和平案について話し合う「ウクライナ平和サミット」に、90の国などが参加登録し、このうちの半数は首脳が出席すると発表した。160人を超える首脳を招待したとしているが、参加率は6割程度に留まっている。日本からは岸田総理が出席し、アメリカからはバイデン大統領ではなくハリス副大統領が出席する。ロシアは招待されておらず、中国は参加の辞退を表明している。スイスのカシス外相は「ロシア抜きの和平プロセスはあり得ない」としながらも、今回の会議は「プロセス確立のための第一歩だ」と述べた。