報道ステーション 2025/05/09(金)21:54 の放送内容ページ1

出演者: 板倉朋希徳永有美大越健介ヒロド歩美所村武蔵細川栞

（オープニング）

オープニング

オープニング映像。

（ニュース）

初の米国出身ローマ教皇誕生

ローマ教皇にアメリカのプレヴォスト枢機卿が選ばれた。教皇名はレオ14世。2015年にフランシスコに任命されチクラヨの司教を務める。改革派の面がありながらジェンダー問題では保守的な考えも合わせ持つ。アメリカ人が教皇に選ばれるのは2000年の歴史で初。シカゴ生まれのレオ14世は両親は移民でフランス・イタリア・スペインにルーツを持つ。イタリアメディア各社はアメリカ出身の教皇誕生を驚きをもって伝えている。

キーワード: ロバート・フランシス・プレヴォスト

プーチン氏欧米名指し批判せず

戦勝記念式典開始の1時間前、ホストであるプーチン大統領に1人1人が挨拶。主賓の習主席に対してはプーチン氏自ら式典会場にエスコートした。テロやドローン攻撃を警戒してか、通信は遮断されていた。プーチン氏は今回、欧米の名指し批判は避けおよそ10分の演説を終えた。軍事パードでは最新型も含めウクライナ侵攻に使用されている車両が3種類登場。20か国以上の首脳が招待された式典。スロバキアやセルビアなど異例の顔ぶれをなった。パレード終了後にプーチン氏は朝鮮人民軍の高官と握手を交わす場面も。欠席した金総書記は娘を伴い平壌のロシア大使館を訪問し祝辞を述べている。一方でトランプ大統領は両国に30日間の停戦を要求しており、ウクライナ側とは了承済とみられる。きょうの演説でプーチン氏は停戦案について言及はない。

キーワード: ウラジーミル・プーチン

参加国が増加プーチン氏狙いは/プーチン氏演説に”西側”批判なし

参加国が増加した今回の戦勝記念式典について兵頭氏は「中・露がこれから国際社会を率いて行くアピールにもなった」。習主席との関係性については「アメリカに対して両国が緊密化しているということを見せつけている」と分析する。プーチン氏の演説は、今年は西側批判が全くなく、トランプ氏への刺激を避けたとみられる。今後はプーチン氏が30日間の停戦にどう反応していくかが焦点。兵頭氏は「プーチン氏は中・露関係を毀損しない範囲でトランプ政権に距離を近づけていくのか。難しい舵取りを迫られつつある」などと説明した。

キーワード: ウラジーミル・プーチン

”消費減税”見送りで調整

自民有志らが党幹部に消費税減税を訴え、国会議員69人が賛同した。否定的な執行部の中で唯一、含みを持たせていたのは石破総理。きのう石破総理は森山幹事長と都内の高級料理店でおよそ1時間半の会食をおこなった。党内からは夏に選挙を控える参議院議員を中心に異論が噴出している。減税を主張している公明党は期待感を示している。