2018年、ハワイのキラウエア火山が大噴火。2018年4月30日、山の中腹にあるプウ・オオ火口の溶岩が消えた。しばらくすると断続的に地震が発生した。地震学者が震源を調べると、震源がどんどん東へ移っていたことがわかった。火口にあったマグマは人が歩く速度で東へ地中を移動しているという。その先には人口1700人ほどのレイラニ地区がある。地震発生から2日後、レイラニ地区の住宅街に裂け目が。やがて、大量の蒸気があたりを覆い始めた。地中を横に進んでいたマグマが固い岩盤に邪魔されて地上に向かって進み始めた。5月3日午後5時、マグマが地上へと噴き出してきた。