総務省は今日、家計調査を発表した。2人以上の世帯が消費したお金は1カ月で31万3300円だった。去年2月以来14カ月ぶりにプラスになった。消費した額が前の年に比べて11.3%増えたのが衣料品だった。さらに授業料等のお金は大幅に増え私立大学で32%、私立高校では81%の増加となった。背景には授業料軽減措置の終了がある。果物の消費額が12.8%減少した。外食の消費額は1.7%増加した。生活経済ジャーナリスト・柏木理佳さんは「個人の消費において使う項目と使わない項目の二極化が顕著になってきている」、「そもそも物価が上がっているしあらゆるものが値上がりしているので、節約しても全体に支出が増えている状態。これからの消費支出は増えていく」などと話した。