中国発の生成AI「DeepSeek」。米国・トランプ大統領は圧倒的なコストパフォーマンスを称賛。開発費は8億7000万円。アメリカのOpenAIに比べて10分の1以下と言われている。利用料金も安く、アプリのダウンロード数ではChatGPTを抑え世界1位に。DeepSeek創業者・梁文鋒氏。数学で天才的な才能を発揮し中国屈指の名門、浙江大学に17歳にして合格。卒業後数々のファンド事業で軍資金を得ておととしDeepSeekを起業。今月20日、生成AI「DeepSeek−R1」をリリース。この生成AIにある問題が浮上。国会でも議論に。衆議院予算委員会で自民党・小野寺五典政調会長が「ディープシークでは尖閣は歴史的および国際法上中国固有の領土という答えが返ってくる」と発言。中国への情報流出も懸念され、国内IT大手のGMOは業務での利用を禁止。NECは「評価中の段階で、利用できる状態ではない」としている。イタリアではアプリストアから削除するなど世界で100社以上が利用を控える動きが広がっている。