トランプ政権が打ち出す自動車や鉄鋼などへの関税措置について、武藤経済産業大臣がトランプ政権側と協議を行うため、9日、アメリカに向け出発した。武藤経産大臣は「日本の国益とアメリカの国益が合うように、まずは人間関係を作りながら、いろんな形で提案をさせていただきたいと思う」と述べた。武藤経産大臣は9日から11日までアメリカ・ワシントンに滞在し、トランプ政権で関税や貿易を担当するラトニック商務長官らと協議を行う予定。トランプ政権は、関税措置について、今月12日に鉄鋼などに課す方針で、自動車にも来月から発動することを検討している。武藤経産大臣は、トランプ政権側に日本を対象から除外するよう直接申し入れる方針。