米国の雑誌「TIME」は世界に最も影響を与えた今年の人に米国・トランプ次期大統領を選んだ。トランプ氏がことしの人に選ばれたのは、8年前、大統領選挙で初めて勝利したとき以来、2回目。就任を前に対外的な動きも見せている。先週、大統領選挙のあと、初めて外国を訪問。パリでフランス・マクロン大統領や、ウクライナ・ゼレンスキー大統領と会談した。退任が近づいている米国・バイデン大統領は12日、大勢への恩赦と減刑を発表。1日としては過去最多ということで、来月の退任までに、さらなる恩赦も検討するとしている。バイデン大統領は、息子のハンター氏に恩赦を与えたことを発表し、批判を受けたばかりだった。来月に迫る政権交代。初日に行われる式典に、トランプ氏は中国の習近平国家主席をはじめ、各国の要人を招待。記録が残る中では、外国首脳の出席は一度もないという。米国の一部メディアは、習主席が欠席する見通しだとも伝えていて、各国から誰が出席するのか、関心が集まっている。