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「ハンツビル(アメリカ)」 のテレビ露出情報

世界では廃止が潮流となっている死刑制度。先進国の中で現在も死刑執行を行う数少ない国の日本とアメリカ。強盗殺人事件を起こした死刑囚を取材するためにアメリカ・テキサス州へ。その刑務所には現在も200人近くの死刑囚が収容される。面会ブースに現したレイナルド・デネス死刑囚。死刑制度の存在が分かれるアメリカで、最も多い数の死刑が執行されたアメリカのテキサス州。死刑の首都と呼ばれるハンツビルは州内で唯一処刑室があるハンツビル刑務所がある。アメリカで死刑施行が再開された1982年以降、最多となる595人の死刑が執行された。アメリカでも死刑施行を続けるのは減少傾向にある。テキサス州は州が死刑制度を維持するのであれば市民に死刑の実態を公開し議論してもらいたいとの考え方がある。日本の死刑囚は親族など限られた人以外は面会や手紙での交流はできず。しかしテキサス州の死刑囚は面会、手紙、ネットサービスで外部との交流が可能。デネス死刑囚は1996年に宝石店で店主を襲った。射殺し兄とともに逮捕され、死刑判決をうけた。キューバで生まれ、3歳のときにアメリカにわたったデネス死刑囚。学業不振で高校を中退し薬物に溺れた。家庭をもっても妻や子どもを顧みることなく、荒んだ生活を送った中での強盗殺人だった。死刑判決にデネス死刑囚は獄中で聖書と出会うことで、学ぶことの大切さを感じ、絵や彫刻活動の大切さを学び、自身の犯した罪と向き合うようになった。今は被害者を出してしまったことに後悔しているという。しかし死を恐れていないと答えた。しかし判決については不満を持っているという。共犯者の兄は自身が銃撃したことを認め、司法取引によって死刑を免れたが、デネス死刑囚は撃ったのは自分ではないと無罪を主張し死刑判決になった。また死刑についても犯罪の抑止にはならないという立場だという。
被害者の遺族は死刑についてどう考えているのか?事件から29年間、メディアの取材を断ってきたという遺族の元へ。デネス死刑囚に夫を殺害されたニコール・ビソツキーさん。夫のヤノスさんは7年間の交際期間を経て結婚。5年にわたる結婚生活は幸せに満ちた日々だった。しかし、事件がすべてを変えた。宝石商だったヤノスさんは仕事で面識のあったデネス死刑囚に襲われ命を落とした。今でも愛しているというニコールさん。事件当時から捜査に携わり、その後もニコールさんを支え続けてきた捜査員はデネス死刑囚について死刑執行は当然と話す。一時は生きる気力を失ったニコールさんだが夫の事業を潰したくないという一心で店を守ってきた。29年の歳月が経過した今、死刑判決についてその責任から逃れるべきではないと語る。生涯、刑務所で向き合うべきとしたうえでなんとか許そうと努力を続けているという。ニコールさんは許そうと必死に務めるのは夫が慈悲深い人間だったからだという。

他にもこんな番組で紹介されています…

2025年7月28日放送 1:28 - 2:28 TBS
ドキュメンタリー「解放区」ドキュメンタリー「解放区」
2025年4月にハンツビル刑務所では一人の死刑囚の死刑執行が予定されていた。日本での死刑執行は約90分前に本人に告知され、事前に外部に知らされることはない。テキサスでは数ヶ月前に本人や社会に告知される。反対派から離れた場所には死刑執行を支持する人も集まっていた。近隣の課外授業の一環で学生や教員も死刑制度を考えるために見学に訪れていた。この日死刑執行が予定され[…続きを読む]

2025年5月17日放送 17:30 - 18:50 TBS
報道特集(特集)
死刑制度維持のため情報公開が必要という立場のアメリカ。強盗殺人事件を起こしたレイナルド・デネス死刑囚にインタビューを行った。テキサス州・ポランスキー刑務所には200人近くの死刑囚が収容されている。ハンツビル刑務所では全米最多の594人が死刑になった。世界では死刑廃止が潮流で、先進国で死刑を続けているのは日本とアメリカの一部の州だけ。テキサス州では市民に死刑の[…続きを読む]

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