フーシ派による商船への攻撃は今も激しさを増していて去年11月から40隻以上が標的になっている。こうした中、多くの救援にあたっているのがインド海軍。2008年からソマリア沖の海賊対策目的のためアデン湾に軍艦を派遣し商船の護衛にあたってた。インド海軍はアデン湾などに軍艦10隻以上を展開、攻撃を受けた商船の救援活動に力を入れている。インドが注力する背景にあるのは海洋進出を強める中国の存在。中国は一帯一路を名目にアフリカ各国と協力関係を結んでおりインフラ整備などで影響力を強めている。インド政府はインド初となる国産空母を就役させた。さらにインドは日米豪印による海上共同訓練「マラバール」など対中国を念頭に連携を進めている。アデン湾への海軍派遣も海洋進出を強める中国を牽制する狙いもあるという。
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