きょう2月7日は明治6年に仇討ち禁止令が布告された日。仇討ちとは主君や家族が殺されたとき、臣下などが相手を殺し恨みを晴らすこと。仇討ちで有名な事件は「忠臣蔵」の題材になった江戸時代中期の赤穂浪士の仇討ち。仇討ちはその後も度々起きていて、明治時代になってもあった。明治4年に金沢城の二の丸御殿の廊下で起きた暗殺がきっかけで、日本最後の仇討ちなどと言われる事件が起きている。こうした事件がきっかけで仇討ち禁止令につながったとみられている。やられたらやり返すという意味の言葉はハンムラビ法典に「目には目を歯には歯を」と載っている。他にも「しっぺ返し」も同じ意味で使われる。