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「ハーバート・フーバー」 のテレビ露出情報

「給食で牛乳を飲むのはなぜ?」というクイズが出された。正解はアメリカ大統領だったフーバーが心配になっちゃったから。戦後に政府が行った栄養調査によると大人でも戦前の半分しかない1200キロカロリーで国民全員が栄養失調といわれていた。1945年GHQが日本に上陸するなか食糧不足は深刻だった。翌年、敗戦国の救済と復興のための機関の代表だったアメリカ元大統領のハーバート・フーバーが視察に訪れ栄養不足の子どもたちの姿を目のあたりにした。マッカーサーからもアメリカからの食糧支援を強く要望された。フーバーは食糧輸入を約束しマッカーサーに学校給食を始めるよう進言した。フーバーはヨーロッパで給食を実行し復興に繋げた経験があった。配給の不十分さに市民が怒りを爆発させた様子をみたGHQのクロフォード・F・サムスは給食実施への思いをさらに強くした。サムスは学校給食に後ろ向きな日本の官僚たちに苛立ちを覚えながらも食料の調達に奔走。米中心の日本人は炭水化物を摂取し動物性タンパク質が足りていないことをサムスは調べていた。アメリカで脱脂粉乳が余ってるということで輸入することを決めた。こうして1946年12月、学校給食の実施が正式に決定された。脱脂粉乳が飲めるようになり、子どもたちの身長は1年も経たない内に飲んでない子どもより2cm以上伸び、体重は大幅に増加した。学校で牛乳を飲むのはアメリカ大統領だったハーバート・フーバーが心配になっちゃったからだった。

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