学生映画の最高峰とされる「学生アカデミー賞」のアニメーション部門で、日本人男性の作品が銀賞を受賞した。「学生アカデミー賞」は米国のアカデミー賞を主催する団体が手がける国際的なコンテストで、過去には「バックトゥザフューチャー」のロバートゼメキス監督らが受賞している。金森慧さんは幼い頃からものづくりが大好きで、特に没頭していたのが折り紙。金森さんの作品「Origami」は、命が息吹くように正方形の紙が様々な生き物の形に折られていく様子を描いた。CGに出会ったのは高校生の頃。アナログな折り紙と対極にあるかのように思えるが共通点を見出しのめり込む。金森慧さんの作品が、アニメーション部門で銀賞を受賞した。で日本の作品が受賞するのは初めて。金森さんのこの作品は、来年の米国での「アカデミー賞」でも短編映画部門の選考対象になることが決まった。