フォークシンガー・森山直太朗さんは今年4月、100本以上行うアニバーサリーツアーを完走。森山さんは「ツアーの東京公演に設楽統が来てくれた。その時、設楽統から直太朗くんはこの先ずっとあなたのスタイルでやっていけるひとつの表現を手に入れたみたいだねと書いたLINEをくれた。まぁでも日本では20番目ぐらいのうまさだけどという一言が添えてあった。設楽統は人の心を五感六感で感じ取る能力がすごく強い人。だからそれだけの影響力を持って今も活躍されていると思う。設楽統と同じ誕生日で縁を感じる」とコメント。森山さんは人に導かれ、曲に導かれて歩み続けて来た。森山直太朗さんが大切にしている言葉は「男は死に様」。森山さんは「この言葉は父が祖父が亡くなった時に言っていた言葉。父はなかなか自分の寂しさ、悲しみを人に素直に伝えることが出来なかった人。だから意地を張ったり、言えなくて相手を傷つけてたり、困らせていた。父は肺がんで亡くなったが、がんを目の前にして人の優しさ、親切に触れ、79歳の父がポロポロと今まで見たこともないような涙を流し、涙を流せば流すほど、父が本来の自分に戻っていく感じがした。人生の大半を自分自身じゃない姿で生きてきた部分もあったかもしれない。死を持って最後に本来の姿を見せてくれたのは、自分に取り学びのある言葉だと感じている。できるだけ早い段階で新鮮なうちに自分の気持ちをリリースすることを心がけている」とコメント。