訪れたごま油製造工場は、1857年創業。ごま油はばい煎によって香りが決まるという。製造工程は大きく分けて6つ。まずは原料・選別を探検。ごまの倉庫には50kgの袋が山積みされている。ごま袋を開き、ベルトコンベアに流し入れる。夾雑物も混ざっているため、選別機でごまの種子のみを選別する。
ごまを選別したらばい煎の工程へ。ばい煎機の室内は高温になっている。ばい煎の温度は200度~700度になり、熱風でごまの香り成分を引き出している。工場にはばい煎調整専門の職人がいる。菊池さんは160年受け継がれているごまの香りを、五感を駆使してチェックしている。ばい煎状態のごまは潰した時の音に違いがある。
続いて搾油の工程へ。創業当時から続く圧搾製法に拘っている。絞った後のごまは塊になる。
静置の工程では、搾油した油をタンクの中で2週間静置させることで、不純物を沈殿させて取り除く。静置させた油は、ろ過の工程でさらに細かな不純物を徹底的に取り除く。この工程を経て、ばい煎ごま油が完成する。この工場では1日5トンのごま油を製造している。
探検の最後には、ごま油を使った料理が披露された。デザートにはバニラアイスが出され、ごま油をかけて食べた。ごま油は海外からも注目を集め、輸出も増加傾向にあるという。
ごまを選別したらばい煎の工程へ。ばい煎機の室内は高温になっている。ばい煎の温度は200度~700度になり、熱風でごまの香り成分を引き出している。工場にはばい煎調整専門の職人がいる。菊池さんは160年受け継がれているごまの香りを、五感を駆使してチェックしている。ばい煎状態のごまは潰した時の音に違いがある。
続いて搾油の工程へ。創業当時から続く圧搾製法に拘っている。絞った後のごまは塊になる。
静置の工程では、搾油した油をタンクの中で2週間静置させることで、不純物を沈殿させて取り除く。静置させた油は、ろ過の工程でさらに細かな不純物を徹底的に取り除く。この工程を経て、ばい煎ごま油が完成する。この工場では1日5トンのごま油を製造している。
探検の最後には、ごま油を使った料理が披露された。デザートにはバニラアイスが出され、ごま油をかけて食べた。ごま油は海外からも注目を集め、輸出も増加傾向にあるという。