アメリカ中間選挙まもなく投票開始。トランプ大統領はワシントンで演説し実績を強調。民主党はオバマ元大統領が「我々には変化をもたらす候補に票を投じる力がある」とSNSに投稿。中間選挙は大統領に対する有権者の支持が色濃く反映されるため、任期途中の中間テストとも位置づけられる。選挙結果は世界の行く末を占うものとなる。今回の選挙の最大の焦点はトリプルレッドが維持されるかどうか。まずは上院。定数が100あるなかで、改選されるのは35議席。共和党はこのうち19をとれば半数の50に達し、バンス副大統領の1票もあわせて事実上の多数派となる。一方民主党は改選議席のうち17をとれば過半数に達する。続いて下院。定数435議席がすべて改選される。過半数の218を獲得すれば多数派で勝利となる。選挙結果について、共和党にとって想定されるのは3つのシナリオ。1つめは両院で勝利する場合で、この場合は政権の方針維持か。2つめは下院で敗北する場合で、この場合は民主党が法案成立を阻止したり大幅修正を迫ったりすることができるようになる。3つめは両院で敗北する場合。上院は法案審議に加えて政権任命の政府高官などの承認の権限があり、トランプ政権の行政・司法の重要人事が凍結される可能性がある。
