オリンピックに立候補する都市の数が減っている。開催費用の高騰で支持を得にくいことが大きな理由。これからのオリンピックについて、今年就任したIOCのカースティ・コベントリー新会長にインタビューした。史上最年少で初の女性会長となったコベントリー氏。ジンバブエ出身で競泳の名選手だった。母国に個人初の金メダルを持ち帰った時、スポーツの力を実感したという。オリンピックの存在意義が問われている中で大会をどう変えていこうとしているかについて話した。開催費用の高騰、若者離れ、地球温暖化などオリンピックを取り巻く課題を解消するための議論を進めている。ミラノ・コルティナ大会は4つのエリアでの広域開催となる。