アメリカの金融大手・ゴールドマン・サックスの4月から6月期の決算は総収入、純利益ともに1年前と比べ大幅なプラスとなった。トランプ関税で相場が大きく変動する中、株式の取引が活発化したことでトレーディング収入が過去最高となった。モルガン・スタンレーも株取引が好調で、こちらも市場予想を上回る増収増益だった。顧客からの預かり資産が増えたことで、富裕層向けの資産運用部門も好調だった。バンク・オブ・アメリカもトレーディングや純金利収入の増加を受け、堅調な業績となった。預金や貸出は順調に増えていることから、個人消費は底堅いとしている。
