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「スンシオン」 のテレビ露出情報

4年前、大統領選で敗れたトランプ次期大統領の呼びかけに応じ、暴徒化した支持者が議会を襲撃した事件。これを受けてTwitterやFacebookのトランプ次期大統領のアカウントはすぐさま凍結された。当時Facebook・マークザッカーバーグ氏は「我々のプラットフォームは民主的に選ばれた政府に対する暴動を煽るために利用された」。さらにアマゾンやGoogleがトランプ支持者が利用するSNSアプリを凍結するなど一斉にトランプ次期大統領を締め出した。それから4年、Twitterはトランプ政権で要職に就くイーロンマスク氏に買収され、Facebookはファクトチェックを廃止すると発表。ザッカーバーグ氏は「ファクトチェックは政治的に偏り過ぎていた」と語った。メディアの状況が、一変する中、米国で物議を醸す風刺画がある。描かれているのはザッカーバーグ氏やアマゾンの創業者で「ワシントンポスト」・オーナージェフベゾス氏。大金を手にトランプ次期大統領にひざまずく様子が描かれている。2人はトランプ次期大統領の就任基金に100万ドル、およそ1億5000万円を寄付した。書いたのは「ワシントンポスト」紙の風刺画家・アンテルナエス氏。しかし掲載は拒否された。テルナエスはSNSで風刺画について「トランプに取り入ろうと躍起になっているIT、メディア企業の億万長者に対する批判だった」と述べた。「掲載拒否は報道の自由を危険にさらす」と抗議し、辞職した。更に論説部門が民主党・ハリス候補の支持を表明しようとするとオーナー・ベゾス氏が阻止したと報じられた。伝統だった大統領候補の支持表明が見送られると社内外から批判が相次いだ。ベゾス氏は「正しい決断だった。この決断に誇りを持っている」と語った。有力紙「ロサンゼルスタイムズ」でも選挙直前に、候補者の支持表明が取りやめられた。当時、論説委員を務めていたカリンクライン氏は「オーナーによる介入があった」「委員会としてハリス候補の支持を表明しようとしていたが、オーナーはそうさせなかった。非常に不適切だったと思う」と話した。論説の差し止めを迫ったのは風刺画にも描かれたオーナー・スンシオン氏。世界一の金持ちドクターとも言われ、2018年に「ロサンゼルスタイムズ」を買収した。この決定を受けて、クライン氏は35年間勤めた「ロサンゼルスタイムズ」を離れた。相次ぐ風刺画や論説の掲載中止、メディアがトランプ次期大統領の再選によって、萎縮していると警鐘を鳴らす。クライン氏は「トランプに対し立ち向かうのが難しくなっていることは確か。だからこそジャーナリストが勇気をもって立ち向かわなければならない」と述べた。
マスメディアに対する市民の信頼も大きく揺らいでいる。最新の世論調査「米国人のメディアへの信頼調査(米国・GALLUP社)」で、「新聞などのメディアを信頼している」と答えた人は31%。過去最低を記録。大統領選挙を目前に控えた去年10月、私たちが現地で取材している際も、メディアへの不信感を口にする人たちがいた。トランプ支持者の65歳女性の情報収集は、主に旧Twitter「X」で行っているという。私たちが日本のテレビ局の記者だと伝えると質問を投げかけてきた。女性が暮らすのは中西部・オハイオ州スプリングフィールド。人口の4分の1をハイチからの移民が占め、「移民が住民のペットを食べている」というトランプ次期大統領の発言で注目を集めた町。発言について、市の当局は事実無根だと否定したが、女性は持論を展開した。スクールバスの運転手として働く男性もハイチ移民への反感を募らせる1人。きっかけになったのがおととし8月に起きたバス事故。50人以上を乗せたスクールバスに車が突っ込み、11歳の男の子が死亡した事故。車を運転していたのはハイチからの移民で、州で認められた免許を持っていなかったという。男性はペットを巡るトランプ次期大統領の発言についても「100%事実」として、市の公聴会でもハイチ人による動物虐待があると訴えてきた。

他にもこんな番組で紹介されています…

2024年10月29日放送 12:00 - 12:15 NHK総合
ニュース(ニュース)
米国大統領選挙を巡り、2つの有力紙が恒例となっていた特定の候補への支持表明をしない方針を示し波紋が広がっている。ワシントンポストはウィリアムルイスCEOの方針を説明する記事を掲載し、今回とこれ以降の大統領選挙では特定の候補者への支持は表明しないと明らかにした。“1976年より前は支持表明をしておらず、以前の方針に戻る”と強調している。一方で同じ日の記事で、論[…続きを読む]

2024年10月28日放送 10:25 - 13:00 テレビ朝日
大下容子ワイド!スクランブルピックアップNEWS
大統領選挙が来週に迫っている中、大手新聞社の対応を巡っても波紋が広がっている。共同通信によると1877年に創刊した米国大手新聞社・ワシントンポストは、36年ぶりに特定の大統領候補の支持表明をやめた。BBCによると消息筋2人の話として論説室は今年もハリス支持の社説を準備していたものの、オーナーでアマゾンの創業者・ジェフベゾス氏の決定で掲載が見送られた。この判断[…続きを読む]

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