IBC(国際放送センター)より中継。椅子には、大会マスコットのフリージュが座っている。今後、メダリストには、ここで話を伺っていく。 そして、柔道で日本今大会始めてのメダルが生ま た。アスリート選手の生活拠点となっているのが、選手村だ。選手の”体と心を整える”ための、さまざまな工夫がされている。先日、特別にライブが公開された。選手村の建物は、さまざまな国や地域の国旗で彩られている。パリ近郊に設けられた選手村は、大会期間中 に選手やスタッフなど、およそ1万4千人が滞在する。食堂は、1日4万食を提供している。多様な宗教に対応するため、メニューはおよそ550種類もあるそうだ。さらに、選手村に初めて開設されたのが、選手が子どもと過ごせるスペースだ。部屋には、子どもたちが楽しめる絵本や遊具に授乳用のスペースもある。大会期間中に家族と一緒に過ごせるようにと設けられた。新たに設けられたスペースは、もうひとつある。それは、選手がリラックスするためのマインドゾーンと呼ばれる施設だ。照明が抑えられた部屋で、VRゴーグルを装着すると自然や宇宙をイメージした映像が流れる。静かな空間で良い香りもしてリラックスできるという。ベッドにも選手の状態をより整えるための工夫があった。まず、タブレットにも年齢・身長・体重を入力する。そして、全身を正面と横向きで撮影すると、肩・腰・足のブロックごとにその人にあった硬さが示される。こうして、最適なマットをつくり、部屋で使うことができる。選手たちが最大限のパフォーマンスを発揮できるようにという心配り・気配りを感じた。