2か月後に開幕するパリ五輪の聖火がギリシャからフランスに到着し、盛大に式典が行われた。先月、ギリシャを出発したパリオリンピックの聖火はフランス・マルセイユに8日に船で到着し、およそ1000隻の船とともに到着を祝う海上パレードが行われた。港では、聖火を待ちわびた15万人が出迎え、空に描かれたフランス国旗に大歓声が上がった。フランスの高級ブランド「ルイヴィトン」が特別にデザインしたトランクからお目見えしたのは、聖火リレーのトーチ。最初の聖火ランナーは、マルセイユの水泳クラブ出身の五輪金メダリスト。その後、地元生まれのラッパーが聖火台に点火すると、盛大な拍手に包まれた。聖火リレーには1万人以上が参加し、450以上の市町村を巡ってパリに到達。開会式は7月26日にセーヌ川で行われる。