欧州議会選挙が行われたフランス・パリを取材。選挙の争点とされる1つはウクライナ支援。フランス・マクロン大統領はウクライナへの戦闘機の供与を発表するなどこれまで手厚い支援を続けていたが、エネルギー価格の高騰などにより市民の生活が逼迫し予算を国内に向けるよう求める声が広がっている。不満の受け皿となっているのが自国優先を掲げるフランス極右政党「国民連合」で、国境管理の厳格化や環境政策への反対を訴え支持を集めている。パリで大規模集会を開催し約5000人が集まりルペン前党首も登場。現在の党首は28歳のバルデラ氏で若者から高い支持を得ている。