安住アナが日本短距離界のエース・サニブラウンにインタビュー。先月のダイヤモンドリーグで今シーズン初の9秒台を叩き出しパリ五輪代表内定。スタートの手応えを掴むきっかけがあったという。去年2大会連続で進んだ世界陸上の決勝では、反応したタイムは8人中7番目。前半で致命的なリードを許し6位。そこで新たに取り入れたのが左足一歩目の踏み出し方。足をあまり上げず前へ。スムーズに加速し、後半に繋げるのが狙い。サニブラウンは「足の一歩の差だがこんなに違うのかという気づいた」と語る。掴んだ感覚で結果も付いてきたのが、先月パリ五輪の切符を手にしたレース。100分の1秒を争う100m走で0.03秒アップ。鋭いスタートから得意の後半に繋げていた。パリへの思いは?「いいパフォーマンスが出来ればいい思い出になる。もう期待していただいて大丈夫です」と語った。