いよいよあす、開会式を迎えるパリ五輪。カウントダウンクロックの数字も、とうとう「1」になった。パリで一番高い丘・モンマントルにあるサクレクール寺院は古き良き時代の雰囲気が残る人気スポット。五輪仕様の華やかな階段を上ると、パリの街を一望できる。そんな観光スポットで宮司キャスターが発見したのは、“白い像”に扮したパリの男性。長年、見守り続けたパリの街での五輪開催に“白い像”も大喜びと思いきや、五輪に向けた警備のため生活圏内での移動が困難になり、手放しでは喜べないという。モンマントルの通りには多くの画家たちが並び、その場ですぐに似顔絵を描いてもらうことができる。画家歴44年のベテラン・アジャールさんは、「去年よりの少ない。たくさん人が来ると思っていたけどガラガラです」と話し、例年、この時期はかなり多くの観光客が集まる繁忙地だが、五輪で観光に制限がかかる影響か、今年は人が集まっていないという。