パリ五輪・男子66キロ級決勝、阿部一二三選手がきょう未明にオリンピック連覇をかけて決勝に挑んだ。阿部一二三選手は開始1分48秒で隅落としで技ありを獲得。そして合せ技一本で勝利し、五輪連覇を達成。試合を見つめていた妹・阿部詩選手の目からは大粒の涙がこぼれた。
東京オリンピックで柔道史上初となる兄妹同日金メダルの快挙を成し遂げた阿部兄妹。東京大会のあとも圧倒的な強さを見せつけた2人はパリオリンピックまで無敗をキープ。去年6月に代表に内定した際には連覇への意気込みを語っていた。しかし、阿部詩選手は去年秋に腰痛を発症し思い通りの調整ができない時期があったという。心を奮い立たせてパリの地へと向かった。兄妹同日連覇を目指し先陣を切ったのは阿部詩選手。1回戦は1本勝ちし順調なスタート。続く、2回戦はD・ケルディヨロワ選手との事実上の決勝戦とも言える対戦。阿部詩選手は内股で技ありを奪うも、直後に一本をとられ敗退。連覇の夢は叶わなかった。試合後のインタビューで阿部詩選手は「まずはたくさんの方に背中を押して頂いてこの日を迎えることができた。感謝の気持ちでいっぱい。一番いい形は兄と2人で金メダルを持って帰ることだったが、それはできないのであとは兄を応援して、兄には金メダルをとってもらって勝つ姿を焼き付けたい」などコメント。
兄・阿部一二三選手は順調に勝ち上がり、オリンピック連覇まであと2勝。準決勝の相手は世界ランク1位の強敵デニス・ビエル選手。時間無制限の延長線に突入。その直後に大外刈りで技ありを獲得し勝利。そして、迎えた決勝戦ではウィリアン・リマに合せ技一本で勝利し連覇を達成。阿部一二三選手は「きょう妹が負けてしまって、僕自身も苦しい一日になった。妹の分まで兄が頑張らないとという気持ちで頑張った」などコメント。授賞式のあとのインタビューでは「もし何かがかなわなかったとしても。その努力してきたことというのは無駄になっていないと思う。努力は裏切らないと思っている」など妹へ向けたものと思われるコメントをした。
東京オリンピックで柔道史上初となる兄妹同日金メダルの快挙を成し遂げた阿部兄妹。東京大会のあとも圧倒的な強さを見せつけた2人はパリオリンピックまで無敗をキープ。去年6月に代表に内定した際には連覇への意気込みを語っていた。しかし、阿部詩選手は去年秋に腰痛を発症し思い通りの調整ができない時期があったという。心を奮い立たせてパリの地へと向かった。兄妹同日連覇を目指し先陣を切ったのは阿部詩選手。1回戦は1本勝ちし順調なスタート。続く、2回戦はD・ケルディヨロワ選手との事実上の決勝戦とも言える対戦。阿部詩選手は内股で技ありを奪うも、直後に一本をとられ敗退。連覇の夢は叶わなかった。試合後のインタビューで阿部詩選手は「まずはたくさんの方に背中を押して頂いてこの日を迎えることができた。感謝の気持ちでいっぱい。一番いい形は兄と2人で金メダルを持って帰ることだったが、それはできないのであとは兄を応援して、兄には金メダルをとってもらって勝つ姿を焼き付けたい」などコメント。
兄・阿部一二三選手は順調に勝ち上がり、オリンピック連覇まであと2勝。準決勝の相手は世界ランク1位の強敵デニス・ビエル選手。時間無制限の延長線に突入。その直後に大外刈りで技ありを獲得し勝利。そして、迎えた決勝戦ではウィリアン・リマに合せ技一本で勝利し連覇を達成。阿部一二三選手は「きょう妹が負けてしまって、僕自身も苦しい一日になった。妹の分まで兄が頑張らないとという気持ちで頑張った」などコメント。授賞式のあとのインタビューでは「もし何かがかなわなかったとしても。その努力してきたことというのは無駄になっていないと思う。努力は裏切らないと思っている」など妹へ向けたものと思われるコメントをした。