土井レイミ杏利スペシャルキャスターが、パリ五輪の現地・フランスから仕入れた最新のニュースを紹介する。29日、紹介するフランスで取り上げられたニュースは、サッカー女子日本代表・なでしこJAPANの「日本が最後の最後でブラジルを倒す」という記事。記事の詳しい内容は「日本代表は試合の最後に、ブラジルに揺さぶりをかけることに成功した」で、さらに、レミたんが注目した詳細の内容は「谷川萌々子選手が今大会最も華麗なゴールを決めた。この“宝石”のおかげでグループCの2位に入ることができた」。フランス語の単語で「Bijou」が「宝石」の意味で、フランスでは、スポーツで“輝かしいゴール”“素晴らしいゴール”を表現するために「Bijou」という言葉を使う。その意味でも谷川萌々子のゴールは、海外も認めた、フランスも認めた素晴らしいゴールだった。もう1つは柔道・阿部詩の「日本のアイドル・阿部詩の悲鳴」という記事。パリ五輪の2回戦で涙を飲んだ柔道の阿部詩だが、負けてしまってもフランス紙で取り上げられた。記事の詳しい内容は「4度世界チャンピオンとなった日本人選手がこの悪夢を乗り越えるために、パリの観客は盛大な声援を送った」。五輪史上初の“きょうだい”同日連覇という世界中の人が注目していた試合だったので、かなりのプレッシャーの中で阿部詩が努力して熱い思いで挑んできたことを、みんなが認めた上でのリスペクトがあらわれた素晴らしいシーンだった。