陸上男子100m準決勝。サニブラウンは第3組で登場した。9秒96で4位。自己ベストを記録するも日本勢92年ぶりの決勝進出には届かなかった。サニブラウンは「全部出し切る勢いでスタートしたが、うまく最後がまとまりきれなかったのが失速したきっかけになったのかなと思う」と話した。中継で準決勝の様子を安住アナとみていた朝原宣治は「スタートも安定的に素晴らしい飛び出しが出来るようになって、自己ベストという形だったが、決勝に届かず残念。世界のレベルが一気に上がってしまった印象」と話した。金メダルは昨年世界陸上3冠のN.ライルズ。9秒79で「人類最速」の称号を手にした。朝原はレース前にトンプソンと予想し、ライルズは決勝で力を出さないと思っていた。「あそこまで追い込まれて硬くなるかと思っていたんですけど、登場のシーンとか自分のペースに持ち込んだなっていう。あれは自分の有利になるようにやったんじゃないかな」と推測した。