- 出演者
- 南利幸 井上二郎 赤木野々花 石井智也
オープニング映像が流れた。
赤澤経済再生相は、ベッセント財務長官・ラトニック商務長官と個別に閣僚交渉を行った。交渉のためのアメリカ訪問は4週連続6回目。交渉のなかでは、貿易の拡大や非関税措置、経済安全保障面での協力などについて、これまでの交渉を踏まえさらに議論を行った。これを前に昨夜、石破総理はトランプ大統領と電話会談し、日米双方にとって利益となる合意実現に向け閣僚どうしの交渉を加速させることを確認するとともに、G7サミットが開催されるカナダで対面での日米首脳会談を行うことで一致。交渉後、赤澤大臣は「G7サミットに際する日米首脳間の接点の直前という重要なタイミング。両国間の貿易拡大、非関税措置、経済安全保障面での協力等についてさらに議論を深めた」等と述べた。
赤澤大臣は先程記者団に対し「非常につっこんだやり取りを行い合意の可能性を探ったと述べたが、具体的なやり取りについては名言を避けた。一方ラトニック商務長官に聞いたところ「素晴らしい会談だった」と答えた。一連の交渉で日本が強くこだわってきたのが25%の追加関税が課されている自動車関税の見直し。トランプ大統領は12日、自動車関税についてそう遠くない将来に引き上げるかもしれないと発言していて、関係者の間でも先行きは不透明だという見方がある。G7サミットに合わせた日米首脳会談で、関税の見直しに向けて一定の合意を得ることができるかが焦点となる。
全国の天気予報を伝えた。
物価高への対応を巡り、石破首相は国民1人あたり2万円の給付とともに、子ども1人あたり2万円を、住民税非課税世帯は大人1人あたり2万円をそれぞれ加算することを検討し、参院選の公約に盛り込むよう自民党に指示した。そして必要な予算規模は3兆円台半ばになるとの見通しを示した上で「将来世代に負担を負わせないよう赤字国債には頼らない。財政悪化をさせないことを優先して判断していく」などと述べた。これを受けて自民党は必要な財源の確保やマイナンバーカードに紐付いた公金受取口座の活用など支給方法の検討を急ぐとしている。また公明党は給付の金額は与党として足並みを揃えるものの、マイナポイントでの給付を主張してきた経緯を踏まえ、支給方法について自民党と調整したい考え。
これに対し野党各党は参院選に向けていずれも消費税の税率引き下げや廃止などを主張している。立憲民主党は食料品の消費税率を来年4月から原則1年間に限り0%に引き下げ、給付や所得税の控除を行う「給付付き税額控除」に移行するとしている。また税率引き下げが実現するまでの措置として1人2万円の給付も主張している。日本維新の会は食品にかかる消費税を2027年3月まで時限的に撤廃するとしている他、現役世代1人あたりの社会保険料を年間6万円引き下げるとしている。国民民主党は所得税の基礎控除などを所得制限なしで178万円に引き上げるとともに、実質賃金が持続的にプラスになるまで消費税率を時限的に一律5%まで引き下げるとしている。共産党は消費税廃止を目指して緊急に税率を一律5%まで引き下げるとしている。れいわ新選組は消費税を廃止し、物価高が収まるまで給付金を支給するとしている。参政党は消費税の段階的な廃止や社会保険料の見直しなどによって国民負担率を35%以内に抑えるとしている。日本保守党は酒類を含む食料品の消費税率を恒久的に0%にするとしている。社民党は食料品にかかる消費税を直ちになくすとしている。
農林水産省は去年収穫された米について、作柄は平年を100とした作況指数で101と平年並みで、主食用の米の収穫量は前年より18万トン余り多い679万トンと見込まれると発表している。ただこの統計結果を巡っては一部の農家や卸売業者などから「実感とは異なり、実際にはそれほど収穫量は多くなく、米の供給不足が価格高騰につながっているのではないか」といった声も上がっていた。これについて小泉農相は米の作況指数や収穫量に関する統計を見直す方向で検討を進めていることを明らかにした。
去年1年間に全国の消費生活センターなどに寄せられた相談のうち、認知症などで十分な判断ができない高齢者の相談は9618件とこの10年で最多となった。このうち最も多いのが訪問販売によるトラブルの相談。消費者白書によると、訪問販売による認知症などの高齢者の相談は33.5%を占めて最多となった。専門家は「認知症の人の中には孤立した生活を送っている人もいる。そうなると訪問してきた相手に対して”何かしてあげないと”という思いを持ってしまう」などと話した。大阪のある事業所では成年後見制度の利用の他、ヘルパーなどと連携して訪問日を増やし見守りを強化している。人の出入りがある家だと周囲が分かるようにして孤立を防ぐのが狙いだという。専門家は「地域全体が認知症の人の消費者トラブルを念頭に置いて見守ることが必要」などと話した。
柔道の世界選手権。男子60kg級に出場した永山竜樹選手が初の金メダルを獲得した。また女子48kg級に出場した古賀若菜選手はパリ五輪の銅メダリストを破って銅メダルを獲得した。
ロッテvsヤクルト。この日は地元・習志野高校の吹奏楽部が応援に駆けつけた。ロッテは9回裏に相手の2連続ワイルドピッチでサヨナラ勝ちを収めた。
西武vs中日。西武の先発・髙橋光成投手は8回1失点の好投を見せるも援護に恵まれず勝ちはつかなかった。西武はその後延長10回に中日・岡林勇希選手に決勝打を打たれ、2-1で敗れた。
任期満了に伴う東京都議会議員選挙が13日に告示され、127の定員に対し平成以降では最多となる295人が立候補を届け出て9日間の選挙戦に入った。都議選の後には参院選が控えており、各党は前哨戦と位置づけて国政選挙並みの態勢で臨む構えを見せている。6月22日の投票日に向けて激しい選挙戦が予想される。
今年の防災白書が13日に閣議決定された。南海トラフ巨大地震など各地で想定される大規模地震や相次ぐ気象災害への取り組みの状況や必要な対応をまとめている。また「地域の災害リスクを的確に認識し、危険な場所に住まない」ことの重要性が初めて記載された。災害リスクのある場所での開発を抑制したり、より安全な地域へ住まいを誘導したりする地域作りを進める必要があるとしている。
12日、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の定期演奏会で日本人指揮者の山田和樹さんが初めて指揮台に立った。山田さんは英・バーミンガム市交響楽団の音楽監督を務めるなど、世界で注目される指揮者の1人。演奏が終わると笑顔で観客の拍手に応えていた。
気象情報を伝えた。