福岡県北九州市で開催されている卓球の国際大会「WTTファイナルズ」女シングルス1回戦に、パリ五輪の卓球・女子シングルスで銅メダルを獲得した早田ひな(24歳)が登場。パリ五輪で利き腕の左腕を痛めた北九州市出身の早田ひなにとって、およそ3か月ぶりの復帰戦が地元での大会となった。腕にまだテーピングが巻かれている早田ひなは、右に左に得意のフォアハンドを打ち分けで得点すると、今度は、相手のショットに痛めていた左腕を目いっぱい伸ばしてカウンター。しかし、地元・北九州での復帰戦を勝利で飾ることはできなかった。試合後、早田ひなは「練習してきたことも、すべてできた。120%できた感覚。きょうは実力負け」と語った。試合結果は、ベルナデッテ・スッチ3−1早田ひな。