御意見番・上原浩治さん、柔道・角田夏実さんの紹介。角田さんは番組初出演。角田さんは千葉県出身で、小学校2年生の時に父の影響で柔道を始める。高校時代は日本一の経験がないということで、強豪とは呼べない大学に進んで日本代表とはほど遠い存在だった。卒業後は実業団に進むが、けがの影響でいきなり選手生命の危機に立たされてしまう。それでも、けがを乗り越え諦めずに柔道を続けた。その3年後、努力が報われる。2018年のジャカルタアジア大会で代名詞でもある「巴投げ」を武器に女子52キロ級で金メダルを獲得。巴投げは父直伝の必殺技。その後、パリ五輪に出るために階級を52キロから48キロに絞られた。そこからは快進撃で、世界選手権3連覇。48キロ級で初のパリ五輪に出場で、この大舞台でも父直伝の巴投げで技あり。日本女子柔道史上最年長での金メダルを獲得。辛い時期を乗り越えて、最も遅咲きの金メダリストとなった。