パリパラリンピックに出場するパラ競泳の宇津木美都選手は中学から競技に取り組み、得意種目は100メートル平泳ぎ。去年のアジアパラ大会では、銀メダルを獲得した。競技と並行して学業にも励み、小学校の教員になることを目指している。高校時代は周りに相談できる環境がなかったことが原因でタイムが縮まらずスランプに陥った。大学の監督、浜上洋平さんとの出会いが大きな転機となった。キックの強化に取り組んだ。3月の代表選考会で宇津木選手は自己ベストをおよそ1秒更新して、日本代表の座をつかんだ。今は長年課題だった上半身のフォームの改良に取り組んでいる。