今のパリの街のバリアフリー化はどうなっているか、パラリンピアンと取材した。元競泳選手のフランク・マイユさん。1988年のソウルパラリンピックの銅メダリスト。石畳の多いパリの街を行くと石畳の間に車輪が挟まることも。店の前には段差が。昔ながらの街並みは生涯のある人に優しいとは言えない。そこでパリ市は今回のオリンピックとパラリンピックに向けて17地区でバリアフリー化を加速。歩道を改修して平らにするなどしている。最近オープンしたレストランを訪ねると、テーブルの高さも車いすの利用者に配慮して設計されている。フランク・マイユさんは「五輪やパラリンピックを機にさらにバリアフリー化が進んでいほしい」などコメント。