車いすラグビーの魅力は激しいぶつかり合い。その闘いぶりから「マーダーボール=殺人球技」とも呼ばれている。試合は4人対4人で行われ、8分間の4ピリオド制。一般のラグビーと異なり丸いボールを使い、前方へのパスも認められている。車いすラグビーは男女混合のスポーツであり、障害の程度が異なる選手が出場。スピードを活かして攻撃の中心になるのは主に障害が軽い選手。一方障がいが重い選手は相手の行く手を阻む壁となり、守備の要の役割を果たす。2大会連続銅メダルを獲得した日本チームは、パリ大会で金メダルの期待が掛かっている。