パリパラリンピックの開会式は日本時間の明日午前3時に始まる。選手は、シャンゼリゼ通りからフランス革命の舞台となったコンコルド広場までパレードする。22競技の549種目が実施され、日本選手団の選手は海外で行われる大会では最も多い175人が参加する。パラリンピックの開会式まであと1日。28日のこの時間はパリの凱旋門から伝える予定。警察、憲兵1万5000人と民間の警備員1000人が、対テロの軍事作戦サンピネルに配備されている兵士8000人の応援を受けて開会式の警備に当たる。運輸省は28日は1日、パリ市内での車での移動は避けた方が良いとしている。パラリンピック開会式の会場となるコンコルド広場ではシートの向こう側で着々と準備が進んでいる。階段席には観客3万人、シャンゼリゼ大通りには無料の立ち席が1万5000人分用意されている。28日早朝から、警備と交通規制が強化され、午後2時以降、自動車はシャンゼリゼ通りを中心とする広い区域で通行が禁止される。午後5時には、観客が客席に誘導される。開会式は、午後8時から始まる。選手団が出発し、最後に登場するのは、フランスの選手団。午後11時頃に、最後の聖火ランナーがチュイルリー公園の聖火台に火をともして、パラリンピックが開幕する。