林忠正はフランスで西洋美術の愛好家としても名を馳せていた。西洋画を大量購入。林忠正は日本に西洋美術館をつくって、これらの作品を日本に紹介したいと考えていた。1905年、パリジャンたちに惜しまれつつも林忠正は収集した500点以上の西洋画を携えて日本に帰国。ところが、帰国後まもなく病に侵され、林忠正は西洋美術館の夢を叶えることなく世を去った。林忠正の西洋画のコレクションは、その後、海外でオークションにかけられることとなる。そのカタログのはじめに、友人たちから追悼の言葉が寄せられていた。
© 2009-2025 WireAction, Inc. All Rights Reserved.