モントリオール五輪・金メダリストのナディア・コマネチさんが、アメリカに亡命したように、ルーマニアはかつては独裁政治による社会主義の国だった。民主化されて約36年、国民の給料事情は?ルーマニアは日本から約16時間で、面積は日本の本州とほぼ同じだが、人口は約1900万人で日本の6分の1。首都・ブカレストへ。東欧のパリとも称される美しい街が広がる旧市街で給料調査を開始。ナディア・コマネチさんは1989年にアメリカに亡命後、政治が安定したので頻繁にルーマニアに戻ってきているという。市民図書館で働いている58歳女性の月収は約21万円。続いて、バス会社で運行管理をしている35歳男性の月収は約19万円。さらに街を歩いていると、ツィンバロンを弾いている男性に出会った。幼稚園の警備員をしているという61歳男性の月収は約9万円。なので、週末にツィンバロンを弾いて月に約1万円の副収入でなんとか生活を維持しているという。ルーマニアの平均月収は手取り約19万7000円で、日本よりも低い。お客さんが殺到してぼろ儲けしている秘ビジネスがあるという。歯科医師の40歳男性の月収は約130万円で、ルーマニアの平均月収の約7倍。日本の歯科医師の平均月収は約90万円。海外から治療を受けに来るのだそう。ルーマニアの歯科治療は、ヨーロッパの中ではかなり安価。インプラント費用は、日本だと30万円~50万円かかるが、ルーマニアでは15万円前後なのだそう。ルーマニアの人たちの給料は少ないため、治療に来やすいように安くしているという。
