絵本「パンどろぼう」を深堀り。今回のおしつじたちの声はパンどろぼうが好きすぎて考察記事を書くファンのもとじいとパンどろぼうの大ファンだという女優・山本美月。まさかの山本の登場に日村と佐久間は驚愕。顔出しのない声だけの扱いではもったいないと恐縮した。もとじいはパンどろぼうの魅力を「子どもだけではなく大人もハマる絵本らしからぬ裏切りの連続」と紹介。1作目の「パンどろぼう」以降、「パンどろぼうとなぞのフランスパン」「パンどろぼうとほっかほっカー」「パンどろぼうとりんごかめん」で共通しているのが不憫な目に遭うパンどろぼうの場面。見開きで大きく描かれており、子どもがわかりやすく楽しめるページとなっている。「パンどろぼう」では盗んだパンがまずいとパンどろぼうがパン屋のおじさんに苦情を言いに行く場面が。読者が「盗んだくせに何言ってるんだ」と突っ込める余白もありながら、パン屋のおじさんがクレームを言いに来たパンどろぼうと謙虚に膝を折って話すなど大人が勉強になるシーンもある。