「ショータワー」を仕掛けた日清製粉ウェルナを訪ねた。日清製粉ウェルナ商品開発本部・南部さんは「大谷選手と広告出演契約をさせていただき、社内で誰よりもうれしくて、なにか大谷選手にからめて仕事ができないかなと」と話した。ホームランを打つごとにパンケーキを1枚ずつ積み重ねることを考案。初めの頃はバターが乗せられていた。荒木さんは「トッピングを始めたのは5枚目のタイミングだった。『トッピング付いてうれしい』という声をいただいて、私たちも頑張っちゃおうかなと思って色々とアレンジをしている」と話した。担当者自身も食べたことがないトッピングで撮影後に食べてみると美味しいものもあり、今後の商品開発の参考になっているという。積み重なったパンケーキは23枚。高さは約20cm。大谷がホームランを打つと、すぐにSNSに投稿するため5本先まで先撮りしている。一方で、ホームラン数が増えていくことで「ショータワー」のバランス問題が生じる。お皿を手のひらに持ってバランスをとると倒れないことに気づいたという。6月男と呼ばれる大谷は6月にホームランを量産してきたため、担当者も6月に照準を合わせてきたが、5月に15本と大爆発。すでにレシピを放出してしまったという。現在、年間60本のペース。パンケーキを積み重ねると高さは42cmを超える。南部さんは「いろいろなやり方を検討して1つのタワーで積み切りたいと思っている」と話した。