「パーティーが終わって、中年が始まる」は2万3000部以上を売り上げ話題となっている。都内の書店で読書会を開いたのは著者のphaさん。1978年生まれのphaさんは就職氷河期世代、当時の大卒の就職率は約57％、多くの若者たちが厳しい就職活動に身を削ってきた。phaさんはニートを自称し、自由な生き方をブログや著者で発信したきた。しかし、今回の本では40代後半の行き詰まりを感じる心情が吐露されている。読書会ではphaさんの本をきっかけに自分の胸の内を表現する言葉を見つけられたという人が多くいた。