生田絵梨花がウォルト・ディズニー・カンパニーを訪れた。ウォルト・ディズニーが1923年に創業したアニメーションスタジオで実写とアニメを合成したアリス・コメディをはじめ革新的な作品を創業当初から作ってきた。子供向けの娯楽と言われていたアニメーションを芸術の域にまで高め大きな成功を収めた。ウォルトの執務室を紹介。また、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオを訪れた。各セクションのクリエイターたちが800人以上働いている。
「現実を元にして空想的なことをするにはまず現実を知らなくてはならない」と徹底したリサーチはウォルトがこだわったディズニーの伝統。アナと雪の女王2にも伝統が生かされている。100年にわたる作品づくりの中で行われてきた様々なリサーチや研究、そこから数多くの技法が開発された。現在は動画を作る作業もコンピュータを使うが歴代のアニメーターがしてきたように今でも鏡で表情の動きを分析したり演技を実際にスケッチしたりと人間にしかできないことが重視されている。
約6500万点の資料が保管されているアニメーション・リサーチ・ライブラリーを訪れた。貴重なものばかりのため原則非公開という。ディズニーの100年が詰め込まれたという新作、ウィッシュは白雪姫やアラジンなどからアイデアを得た。作品をしっかりアーカイブすることの大切さにいち早くディズニー兄妹は気づいていた。ディズニー兄妹が素晴らしいアイデアマンだったおかげで創造のヒントが次世代に受け継がれてきた。また、ウォルト行きつけのレストランを紹介した。ウォルトは新しいものが大好きで強いこだわりを持っていた。
ビデオやDVDがなかった時代、観客が映画館から持ち帰ることができたのは耳で聞いて覚え後でも口ずさめる音楽だった。リトル・マーメイドも音楽の評価が大変高い作品。歌で物語を進めるというウォルトのレガシーはその後も引き継がれ映画音楽という枠を超えた名曲として愛されるまでになった。