「まだゆめをみていたい」で特徴的なのは、リアリティではないシーンが多いこと。その点について瀬名監督は、「1作目を作った時は、画に対するこだわりは演技や表情だった。ファンタジックなことを画で見せるという所にまで頭がいってなかった。そんな必要もなかったので。でも2作品目はそういう作品で、画面にめちゃくちゃこだわった。『まだゆめをみていたい』は『パーフェクト・ブルー』というアニメに影響を受けている。夢と現実の物語なので、画でファンタジックなところを出せたらと挑戦してみました。いい勉強になった」と語った。今泉監督は「画で見せられるのはとてもいいこと。そのテンションがあるからこそリアリティが効いてくる」とコメント。