トランプ氏がホワイトハウスでバイデン大統領と会談した。トランプ氏が人事を発表。スパイを擁するCIAなどの情報機関を統括する国家情報長官にトゥルシー・ギャバード氏を抜擢。元民主党で大統領の候補者選びにも立候補するほどだったが先月のトランプ氏の集会で共和党員になったと宣言。ウクライナへの支援には消極的。ギャバード氏は「侵攻はロシア政府の責任によるものではない」と発言。FBIなどを管理する司法長官にはマット・ゲーツ氏を指名。トランプ氏は議会襲撃事件で2度、弾劾訴追されている。ゲーツ氏は、17歳の少女に金銭を支払いわいせつな行為をした疑いで司法省から捜査を受けたことがある。党内でも嫌われ者との声があり米国メディアは議会の承認を得られず長官になれない可能性を指摘している。ゴルフ仲間のスティーブン・ウィトコフ氏を大統領特使（中東問題担当）に起用。ユダヤ系で不動産会社社長、NYやLAに51の不動産を所有する。