街で「聞こえが悪い方いませんか?」と聞いてみた。実際、耳の聞こえが悪い人は50歳を超えたあたりから徐々に増え始め65歳を過ぎると急激に増えている。そんな聞こえの悪さに関して、耳のスペシャリスト・南修司郎先生が危惧するのは”ヒアリングフレイル”だという。”ヒアリングフレイル”とは聴覚機能の衰えにより生活の質が低下した状態のことである。コミュニケーションに支障をきたし、社会的孤立や心理的ストレスを引き起こしてしまうという。さらに認知症を引き起こしてしまうとのこと。そこで今日のテーマは「耳の衰え”ヒアリングフレイル”」。