- 出演者
- 石丸幹二 坂下千里子 松本明子 金子貴俊
街で「聞こえが悪い方いませんか?」と聞いてみた。実際、耳の聞こえが悪い人は50歳を超えたあたりから徐々に増え始め65歳を過ぎると急激に増えている。そんな聞こえの悪さに関して、耳のスペシャリスト・南修司郎先生が危惧するのは”ヒアリングフレイル”だという。”ヒアリングフレイル”とは聴覚機能の衰えにより生活の質が低下した状態のことである。コミュニケーションに支障をきたし、社会的孤立や心理的ストレスを引き起こしてしまうという。さらに認知症を引き起こしてしまうとのこと。そこで今日のテーマは「耳の衰え”ヒアリングフレイル”」。
オープニング映像が流れた。
今日のテーマは「聞こえの悪さから認知症に!?耳の衰え”ヒアリングフレイル”」。松本明子は息子に「TVの音が大きすぎると」と言われるとのこと。フレイルとは年齢とともに筋力や心身の活力が低下し、介護が必要になりやすい健康と要介護の間になるという。ヒアリングフレイルは加齢などにより聴覚機能が衰えた状態で放置することで生活の質が下がるという。まずは「お互いの理解が解決の鍵!ヒアリングフレイルの原因と問題点とは?」について。今回集まってもらったのは5年ほど前から違和感があるという神倉さんと10年ほど前から徐々に聞こえにくくなっているという松谷さん。また妻の症状が気になっているという夫の卓蔵さんもロケに参加することとなった。まずは聞こえの悪さが生活に与えている影響について聞いていくこととなる。
まずは「どんな時に聞こえの悪さを実感していますか?」について。1つ目のポイントは「大勢でも会話が聞き取りにくい」とのことで2つ目のポイントは「高い音が聞こえにくい」とのことだった。さらに周りの人から指摘されることもあり「話し声が大きいと指摘される」という。また「TVの音量が大きくなりがち」とのこと。
- キーワード
- ヒアリングフレイル
やって来たのは補聴器専門店「オーディオ・ノバ ワールド・オブ・ヒヤリング 中目黒店」で難聴の方の聞こえを周りの人が体験するという。正常な聞こえ方と神倉さんと聞こえ方と松谷さんの聞こえ方について分析していき、二人の検査結果をより詳しくチェックすることとなった。
行ったのは標準純音聴力検査という聞こえ方のレベルを調べるものである。正常な聞こえ方の検査結果は30を下回ると難聴だという。神倉さんの結果は典型的な加齢性難聴でありその症状は中等度とのこと。
松谷さんの結果は全体的に30dBより上側に結果がきているためおおよそ正常だが、一部の周波数で30dBに引っ掛かっているため境界レベルだという。夫・卓蔵さんも一安心と思いきやまさかの展開となる。
聴力検査の結果からは卓蔵さんの方が聞こえが悪いということになった。聞こえが悪くなると小さな音は聞こえなくなるが、大きな音がうるさく響いてしまうように感じる「リクルートメント現象」があるとのこと。
- キーワード
- 聴覚補充現象
松本明子は1時と7時が聞き取れないとのことだったので、昼間の1時とか夜のななじとか言い換えをしてより聞き取りやすい言葉を使うことも大事だという。
聞こえの悪さの意外の原因はメタボ・ストレスだという。メタボリック症候群は動脈硬化を引き起こすとされているもので、動脈硬化で耳の機能が低下しやすくなるという。交感神経は血管を縮めるため血流が悪くなり聞こえが悪くなるとのこと。
- キーワード
- メタボリック症候群
イヤホンを1日中つけて一定以上のボリュームで長い時間聞いていると難聴が早くきてしまうという。
内耳が悪くなる感音難聴は1回悪くなると治すことができないという。
続いては「見た目も機能も充実!令和の補聴器の選び方」について。まずは「様々なデザイン」で中村さんが持ってきたのは耳穴式の補聴器だった。耳の形をとってオーダーメイドで作るので逆立ちしても落ちないという。補聴器の種類は大きく分けて3つでデザインや色は様々で購入者の希望にそって選ぶことができるとのこと。
補聴器の最新事情2つ目は「一人一人に合った音質」とのこと。それぞれの聞こえ方に合わせ簡易的に補聴器を調整し、30dBを下回っている部分をあげると普通に聞こえるとのことだった。また今の補聴器は人間の言葉とそれ以外を切り分けたりするという。最新事情3つ目は「手厚い助成制度」で補聴器は片耳1台約15万~20万円するが、助成制度がすごく広がってきているとのことだった。
オンラインでもできる聴力検査があり、簡易的に聴力検査を行うことができるサイトで誰でも簡単に行うことができるという。
- キーワード
- 東京医療センター ホームページ
「健康カプセル!ゲンキの時間」の番組宣伝をした。
エンディングの挨拶をした。
「がっちりマンデー!!」の番組宣伝をした。