中国大手動画プラットフォーム・ビリビリが主催したアニメ、漫画、ゲームのイベント「ビリビリワールド2024」は若者を中心に3日間で25万人が来場。ライブには日本の有名アーティストも登場。ガンダム、ウルトラマン、鬼滅の刃など多くの日本企業も人気コンテンツを携え出展。日本のアニメファンが集結した会場にはローソンも出展。ローソンでは2018年からキャラクターとのコラボ商品を毎月発売。推し活消費を狙っている。ローソンチャイナホールディングス・市場企画・建設総部・吉田涼平さんは「多くの競合がひしめく中で割引や値段の要因が大きくなっている。キャラクターと一緒することでローソンブランドへの愛着を築いてもらう」とコメント。初めての出展となったソニー。高級ヘッドフォンや一眼レフカメラなどが並ぶ。誰でも簡単にバーチャルアイドルになれるモーションキャプチャーのセンサーを紹介。一般的ではない技術をアピールする理由についてソニーチャイナホールディングス・吉田武司総裁は「中国のクリエーターにソニーの技術を理解してもらいたい。よりクオリティーの高い作品を使ってもらう。クリエーターにソニーを選んでもらう事業展開をしていきたい」などとコメント。会場ではプロ顔負けの機材でコスプレを撮影する人もいる。2次元コンテンツのファンに多いクリエーターを狙う。中国でのアニメなど2次元コンテンツファンはおよそ5億人。ビリビリ・副総裁は「日本はアニメ、漫画のグローバルなリーダーとしてアニメ、漫画、文化交流を通じてとても良い橋を架けてある。ここに来る人は2次元だけでなく関連する他のものにも興味がある。関連企業にはビジネス協力や販売などアプローチをかけるチャンスがある」とする。