レンタカー大手ハーツは運用する販売店。2万台のEVの売却を決めた。この会社では2年前に大量にEVを購入したが、充電できる場所がないことと想定より利用が伸び悩んだことからEVを売却し、代わりにガソリン車の購入を決めた。首都・ワシントンで開催されたオートショーでは来場者から価格面について懸念がきかれた。会場で注目されていたのは日本のハイブリッド車。ハイブリッド車の販売台数は2023年で124万台余り。前年比65%増えている。EVは台数・増加率をハイブリッドを下回っている。バイデン政権は自動車の排ガス基準を厳しくする方針。2032年には新車販売のうちEVの割合を67%になると試算している。政策の見直しを求める書簡をバイデン大統領に提出した。コロンビア大学のコーエン教授はEVは関心が集まる初期の段階と一般消費者が購入する時期のはざまになるなどと話した。