- 出演者
- 膳場貴子 駒田健吾 中西悠理 唐橋ユミ 杉浦みずき
オープニング映像が流れた。
パリオリンピック。卓球女子シングルス3位決定戦で早田ひなは左腕に痛みを抱えたまま挑んだ。相手は韓国のエースのシン・ユビン。早田ひなが左腕の負傷を乗り越えて銅メダルを獲得した。早田選手は「おとといの試合で腕を痛めてしまいドクターに注射を打ってもらって自分を信じて戦うしかなかった」などとコメント。
パリオリンピック。バドミントン女子ダブルス3位決定戦に臨んだ志田千陽・松山奈未。序盤からマレーシアペアを圧倒し、第1ゲームを先取。相手の粘りのプレーをかわし、初めてのオリンピックで見事、銅メダルを獲得した。
フェンシング女子サーブル団体3位決定戦。フランスと対戦した日本はリードを許す展開から髙嶋理紗が強気の攻めで逆転。最後は日本のエース江村美咲が登場するも、ポイントを許したときに手首を痛めた。大きなプレッシャーの中だったが、45−40で女子サーブルが初めてのメダル獲得。
女子シングルス卓球と女子バドミントンダブルスは、どちらも五輪初出場。卓球の早田ひなは痛みに耐えて銅メダル獲得。上原は「ケガのなかで注射を打ってどうにかしてとりたいということで取れた」などとコメント。フェンシング女子サーブル団体は、日本は地元で本場のフランスを相手に勝利し初メダル。膳場さんは、「北京の太田選手のメダルからフェンシングの層が厚くなり育ってきて本当に良かった」などとコメント。
パリ五輪の柔道混合団体を伝える。日本は再び決勝でフランスで対決した。男女3人ずつ6人制で争うチーム戦で4戦先勝すると勝利。2回戦は日本×スペインは4−3で日本の勝利。準々決勝は、日本×セルビアで4−1で日本に勝利。準決勝は日本×ドイツで4−0で日本の勝利。決勝は日本×フランスで4−3。日本は敗れた。高山莉加が、ひとつ上の階級の相手と対戦。大内刈りで技ありで勝利。斉藤とリネールはリネールが内股で勝利。角田夏実は2階級上の相手に巴投げで一本。一時3-3で並び、代表戦となった。ふたたび斉藤とリネール。日本は混合団体、2大会連続銀メダル。
パリ五輪の柔道混合団体はよく戦ったと谷亮子さんがいう。フランスも正々堂々としていたとのこと。角田夏実選手は2階級上の選手に一本勝ちした。斉藤選手が最後リネール選手に敗れて銀メダルとなった。阿部一二三選手の対戦がポイントだったという。リネール選手は強かったという。IJFのルールにのっとったルーレットだという。
28日日曜日。この日開かれたのは、日本と米国の外務防衛閣僚会議＝2＋2。日本に駐留する米軍に作戦指揮権を持つ統合軍司令部を新設し自衛隊と指揮系統の連携を図る方針が示された。米国が核兵器で日本を守る拡大抑止を巡っては、これまで事務レベルだった協議を始めて閣僚レベルに格上げし、核の傘による抑止力の強化をアピール。また日本でも生産している地対空ミサイル、パトリオットについて米国への輸出契約を発表。兵器の輸出を巡る運用を昨年末に緩和して以降、完成品の輸出は初めてでパトリオットミサイルをウクライナなどへ支援している米国の在庫を補う形。
7月29日月曜日。原発を運転すれば増え続ける使用済みの核燃料。各地の原発で保管場所が課題となる中、青森県の宮下知事がむつ市に建設中の中間貯蔵施設への搬入を認める考えを表明。まず、新潟県の柏崎刈羽原発の使用済み核燃料を96トン搬入する計画。再稼働を目指している柏崎刈羽原発では使用済み核燃料を敷地内で保管できるスペースに十分な余裕がなく、再稼働のためこれを減らすよう求められている。原発の敷地外で使用済み核燃料を保管すれば、日本国内では初めてのこと。中間貯蔵施設で保管する使用済み核燃料は最終的に六ヶ所の再処理工場に送る計画だが、工場の完成は27年にわたり延期が繰り返されていて再処理のメドは立っていない。
7月31日水曜日。この日、トランプ前大統領が出席したのは黒人記者会の会合。大統領選のライバル、ハリス副大統領を巡る発言が物議を醸している。インド出身の母親とジャマイカ出身の父親を持つハリスはアジア系でもあり、黒人でもあると自認している。それを、突然黒人になったというトランプ氏。ハリスが選挙戦で黒人のアイデンティティを都合よく利用しているとやゆしたかったようだが、こうした発言を受け、ハリス氏は「お決まりのトランプ氏のショーだった」などとコメント。金曜日には民主党の正式な大統領候補に決定したハリス氏。世論調査ではトランプに1.2ポイント差まで迫ってきている。
8月2日金曜日。この日、日経平均株価は前日より2216円も値を下げた。1日の下げ幅としては1987年のブラックマンデー翌日に次ぐ歴代2番目の暴落。背景にあるのは景気後退への懸念を受けた米国の株安に加え、日銀の金利引き上げに伴う円安の是正。日銀は水曜日、0.25％に利上げを決定。その後、円相場は1ドル＝146円台まで円高に振れた。こうした流れを受けて株式市場では輸出関連株などを中心に売り注文が拡大し、全面安の展開となっている。青木さんは、アベノミクスという経済政策のもと異次元の金融緩和があり、ここを正常化するのは必要だという。利上げすると国債も上がるので、利上げしたくでもできないのを見透かされて円安になってたという。気になるのはなぜこのタイミングだったか。アベノミクスは日銀の独立性を完全に既存したが、ここでも政治をにらみながら日銀が判断してるところが気になるところだという。
パリオリンピックで、柔道の角田夏実の金メダルをきっかけに日本のメダルラッシュが続いている。劇的な展開となった体操男子団体決勝。ライバル中国と同じ組で回った日本。2種目めのあん馬でエース橋本がまさかの落下。最終種目を前に逆転不可能に見える大きな差となるが中国の2人目が2度の落下で得点は11点台。ついに逆転した日本。最終演技者はエースの橋本。奇跡の大逆転劇で日本は2大会ぶりの金メダルを獲得。
橋本大輝と岡慎之助が出場した個人総合。岡慎之助は安定した演技で逃げきり団体に続いて金メダル獲得。個人総合は日本勢4連覇。
フェンシング男子エペ個人決勝。加納虹輝が地元フランスのボレルと対戦。2人の身長は約20cm差。15ポイント先取で全身すべてが有効面となるエペ。加納が体格差を跳ね除け、フェンシング個人種目で日本人初の金メダル獲得。
柔道男子66キロ級決勝に出場した阿部一二三。相手はブラジルのリマ。得意の袖釣込腰が決まり合せ技一本勝ち。阿部は大会2連覇達成。「絶対に無駄な努力はない。努力は裏切らない」と話した。
柔道男子81キロ級決勝に臨んだのは大会連覇がかかる永瀬貴規。相手は世界選手権3連覇のグリガラシビリ。永瀬が谷落で一本勝ち。五輪史上初の激戦区と言われる男子81キロ級で大会連覇の異名を成し遂げた。
柔道日本人選手の活躍に谷は「東京五輪はメダルラッシュだったが、パリ五輪は地元フランス選手たちの活躍など世界の強豪が力をつけてきている状況もあった。そういった中での戦いだったが、全力を出し切れた試合もあったし、そういった意味では団体戦の後に笑顔も出ていたので拍手を贈りたい。永瀬選手は谷落という同じ入りの中で2つの投げ方を出して素晴らしかった。永瀬選手は一回戦から落ち着いた試合運びだった。今大会前に選手たちの前で話をする機会があり、プレッシャーとの戦いをどう乗り越えるのかというような質問を頂いて、皆さん相当大きなプレッシャーを感じているんだなと思った」等とコメント。
柔道男子73キロ級3位決定戦。モルドバのオスマノフがイタリアのロンバルドと対戦。−●ロンバルド。オスマノフが何度も右肩を痛がる仕草を見せながら攻め続ける。一本勝ちで自身初の銅メダル。カメラが敗れたロンバルドを映し出すと畳にオスマノフがうずくまっていた。海外メディアによると、一本勝ちを告げられた直後に右肩を脱臼したという。
卓球混合ダブルス決勝に臨んだオウ・キソン選手。北朝鮮のペアに勝利し、金メダルを獲得したが直後に怒っている様子のオウ選手。試合で使用していたラケットが壊れてしまったという。中国メディアによると写真撮影に殺到したカメラマンがラケットを踏んだとみられている。翌日男子シングルス2回戦に予備のラケットで出場したが実力を発揮出来ず敗退してしまった。水谷さんがSNSで「ラケット折られたのは可哀想すぎる。プロの選手は1グラム単位で重さを指定して、自分の持ちやすいグリップに加工。」などと投稿した。
パリの中心部にあるコンコルド広場で行われたスケートボードのストリート。金メダル争いとなったのは15歳の赤間凛音と14歳の吉沢恋。高難度な技を決めた赤間が一時はトップに立つと吉沢の大技に挑戦。この日の最高得点を叩き出し逆転優勝。赤間も銀メダルを獲得し日本勢1、2フィニッシュとなった。男子では前回王者の堀米雄斗がメダル圏外で迎えた最後の一回でトップに立つにはアメリカのイートンが出したこの日の最高得点95.25を上回る96.99以上が必要。規格外の勝負強さで逆転。オリンピック2連覇となった。